町興しとか 街の活性化とか 僕らはその為に動かないかもしれない
僕らは実店舗を構えるまで いわゆる地域のイベント(マーケット)に出店をして
これまでたくさんの方に僕らのコーヒーとスタイルを提供してきました
その過程で感じた お店としての顧客とイベントとしての顧客
これにはどうしても埋められないギャップがあることを実感しています
これまでの経験からなるもので論理的な部分と感覚的な部分での体感があります
僕はイベントなどはもう既に遅れている産業だと感じていて
こういった活動はあくまでも実店舗を構えるまでの活動であるべきだし
逆に実店舗があるからこそ活かせる場でもあるという
なんとも矛盾をした見解にも思えるが 実際にやってみることで
明確な答えに辿り着けるとは思うが
これから何かする方にとっても個人的にはあまりオススメは出来ない
僕らは僕らのコーヒー(=幸せ)を広めることが優先順位にあるけど
その為に街を利用したり 人脈を利用するなどとは考えていない
自然な繋がりの中で 単純にテイストを気に入ってくれたり
純粋に考え方やスタイルに共感してくれたり
見栄えや収益だけではない 本質的な所での広がりを僕らは期待しているし
そういった基準で判断をするようにしているかもしれない
そこには忍耐が必要だけど
何をするにもすぐに結果の出てしまうことや 我慢を知らずに楽な方へ
流れてしまうことは一見うまくいっているようで
長期的に見れば持続性が失われていることだったり その場限りのことだったり
僕らは 目の前の利益よりも後々に手に入る財産(信頼)を積み重ねていくこと
そういったことの方がとても重要で 人生の価値としている
個人店としてまず強い専門店である存在として地域に馴染んでいく為には
どうすればいいかを常に考えながら