カート

テクニック

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道具は最低限ここまでのモノを使わないと商品として出来上がらないという境界線が僕の中ではあります だけど道具の性能を超える理論とかテクニックが無ければある一定以上のクォリティーは出せないとも考えます 今の時代モノは溢れていて 性能だけを見ればある水準以上のモノは機能が多様化しているのに対し性能はどれも遜色ないかなと感じています エスプレッソマシンについては 正直なところcoffeeの抽出とミルクのスチームをするという単純な動作しかないので 人の手が加わることで如何様にも表現する幅は自在です 安定的なテイストなのか 教育の削減なのか オペレーションの効率なのかはわかりませんが今でこそフルオートのマシンがありますが 個人店でアイデンティティーを表現しようとするのであればバリスタの思考と技術はお店毎のテイストに大きく反映される要素ではないかなと感じます 僕はロースターでもあるから エスプレッソやコーヒーの抽出をイメージした上での焙煎もコントロールすることが出来ます 僕の使う焙煎機やエスプレッソマシンは 性能や特徴もよく選んではいるけれど 必要以上の機能は特に必要としていないので 自分にとっての必要最低限の機能以外はほぼアナログです それよりも 性能を超えた感覚による理論と技術を常に持っていたい どんなものでもそうだと思うけど 基本的には目の前のモノが どうすればもっと良くなるだろう?と考えることだと思う クォリティーを保つには日々の微調整が不可欠で同じ事を続けているようで 実はそれを支える為の思考やテクニックが存在します 現状維持は衰退で 常に進化をすることが必要だし自然な流れなのかなとも思います    

エリア(地域)への発信

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店舗を構える前までは普通にサラリーマンをしていました 夫婦で共働きです 2人でcoffee屋をやると決めてから毎月のように地域のマーケットへ出店をしていました 出店の4日前に喫茶店へ焙煎をさせていただき、当日にフレッシュで飲み頃のcoffeeを用意します 当然出店は勤め先の決められた休みの中で行います coffee店で働く事を選ばなかった僕としては、自分で仕入れて仕込んだcoffeeを実際にお客に提供する機会はマーケットしかなかったので、設え(スタイル)を含めてすべてが自分のブランディングになるし表現になるから毎度程良い緊張感を得ながらコーヒーをサーブしていました マーケットへの出店を始めた当初は限られた場所でしかまだ出店することは出来ませんでしたが、年数を重ねる毎にいろんな地域で開催されるようにもなりました だからと言って闇雲に出店をすることはしませんでした なるべく特定のマーケットに出店することで、ファンの獲得や天候などのコンディションによる集客などを継続的に肌で体感することが出来ました 実際にcoffeeを販売することの大変さ 利益、接客、ブランディング、などなどやればやるほど理想も厳しさも現実も痛感しましたが、当時はマーケットへの出店が僕たちにとっては一握りの希望でもありました 自分たちがカッコいいと思えるモノを伝え、それを良いと思ってもらえることでお互いに共感が生まれ価値となっていくことを僕たちは常に目指しています そういったイベント活動の中で出会い現在でも繋がれている方たちもお客さんも沢山います 目標や目的があるリスクだったり、負荷をかける時期は今振り返ってもそして現在においても必要不可欠な行動じゃないかなと感じています 人に何か価値を提供する立場を選んだのなら尚更そう思います